シリンダバレルは多くの油圧に耐える油圧シリンダの本体であり、十分な強度と剛性が必要である。シリンダバレル、シリンダキャップおよびシール装置は、油圧シリンダのシール作業容積を構成するので、シリンダバレルは信頼性の高いシール性を備えていなければならない。シリンダバレルにオイルポート、フランジなどを溶接する必要がある場合もあり、シリンダバレルの材料にも優れた溶接性能が要求される。

シリンダーバレルの一般的な材質
シリンダー(またはバレル)は鋼鉄製で、通常は炭素鋼である。強度の面では、さまざまな種類の鋼鉄が利用可能で、圧力が高いほど、より強い鋼鉄と厚いシリンダー壁が必要となる。
チューブの内径は、作動油によって腐食から保護されるため、通常は塗料やクロムで保護する必要はない。ただし、作動油が腐食性物質(水など)である場合は、チューブとロッドの両方の内側をコーティングする。

円柱鋼管は炭素C、ケイ素Si、マンガンMn、硫黄S、リンP、クロムCrで構成されている。鋼は炭素含有量によって3種類に分類される: 低炭素鋼, 中炭素鋼、高炭素鋼.低炭素鋼は炭素含有量が0.25%未満、中炭素鋼は炭素含有量が0.25~0.60%、高炭素鋼は炭素含有量が0.60%を超える。
- 20 #鋼管20は炭素量0.2%を指し、低炭素鋼に属する。強度、靭性、塑性、溶接性が低い。
- 35 #鋼管平均炭素量が0.35%程度の中炭素鋼。
- 45 #鋼管中炭素鋼の炭素含有量は約0.45%。
これらの材料は、材料の強度特性を向上させるという目的を達成するために炭素含有量を増加させる。
さらに、27SiMnと25Mnも油圧シリンダーバレルによく使われる材料で、Mn、Si、Cr、Mo、Cuなどの合金元素を添加して鋼の熱間硬度と耐摩耗性を向上させている。SiMn(27シリコン-マンガン鋼管)はシームレス鋼管の材料の一つで、27は炭素含有量を表し、siとmnはsiとmnの含有量の鋼管を表し、限度を行う。25Mnは合金構造用鋼で、平均炭素含有量は0.25%、マンガン含有量は約2%、バナジウム含有量は1.5%以下である。
